日本投資者保護基金を装った連絡にご注意ください
日本投資者保護基金の名称や酷似する名称(投資家保護基金など)をかたり、過去に投資詐欺にあった被害者から再び金銭をだまし取ろうとするほか、個人情報を聞き出そうとする不審者の情報が寄せられております。
うまい話を持ちかけられたり、不審な電話や郵便物を受け取ったりした場合には、すぐには話に応じず、相談窓口までご相談ください。
これまでにお客様からご相談を受けたものとして、以下のようなケースが挙げられます。
金銭をだまし取ろうとするケース
- 過去に未公開株式や社債券、出資証券等の購入で詐欺などの被害にあった方に対して、「日本投資者保護基金は、被害にあった方に対して1,000万円まで補償を行っている。あなたが補償を受けるためには、うちの会社に保証金(数十万円)を預けてもらう必要がある。預けてもらった保証金はあとで返金する」との連絡がある。
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- 過去に未公開株式等の購入で詐欺などの被害にあった方に対して、日本投資者保護基金を名乗る者から電話があり、「過去に購入した未公開株が返金できる。返金の条件として他の会社の株式を購入してほしい」と指示される。後日、日本証券業協会等の他の機関を名乗る者から電話があり、日本投資者保護基金は未公開株等の被害にあった方に返金を行う機関なので安心して指示に従うとよいと言われる。
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⇒お客様が当基金から補償を受ける際に、日本投資者保護基金や証券会社が、お客様から、保証金などの名目で金銭をお預かりすることは一切ありません。
また、当基金から、未公開株式などの詐欺被害救済のためにお客様に対し、直接お電話を差し上げたり、お手紙でご案内を差し上げたりすることはありません。このような連絡や勧誘は、未公開株式詐欺や出資詐欺などの被害に遭われた方に、損害の回復を持ちかけ、さらに金銭をだまし取ろうとする詐欺と思われます。
- 健康寝具販売会社「L&G」による疑似通貨「円天」による詐欺や、和牛オーナー制度「安愚楽牧場」などの被害について、日本投資者保護基金の損害金の補償を受けることができるとの連絡がある。
「円天」、「安愚楽牧場」などの被害について、日本投資者保護基金の補償の対象からは漏れたが、他の救済策があるため、指定する手続を行って欲しいとの連絡がある。
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⇒日本投資者保護基金では、これらの商品に対する補償は行っておりません。また、これらの商品を購入された方の救済のために、直接お電話を差し上げたり、お手紙でご案内を差し上げることは一切行っておりません。
お客様の個人情報等を取得して悪用しようとするケース